5月20日に当学部の医学科1年生、保健学科1年生を対象にシミュレーショントレーニングを行いました。「呼吸困難を訴える患者さんへの対応」ということでTeamsを用いて医療面接と聴診シミュレーター「Lung 2」を利用してオンラインでの開催としました。前半では医療面接のデモ動画を流した後に、良かった点、改善が必要な点をオンラインでグループディスカッションしてもらいましたが、学生さんからは予想外に様々な指摘があり将来の医療者としての確かな眼と感覚をすでに備えていることに関心させられました。
後半にはLUNG 2の呼吸音を聴診した動画をいくつが提示し、聞こえた音をそれぞれに言語化してもらいました。狙い通りに正常呼吸音、副雑音ともに様々な表現をしてくれました。
音声が聞き取りづらいこともあり、大いに改善の余地はありましたが、オンラインでのシミュレーション演習としてはまずますであったかと感じました。このような時世で、いろいろな取り組みがなされていますが、今後のシミュレーション教育を行う上でのヒントが得られて契機になりました。
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